繊細さんがありがちであろう喜び下手・感謝下手問題。
過去にこんな経験ありませんか?
自分の作った作品や料理、自分の考えたアイデアなど他人の為に渡した何かがありました。
受け取った相手の反応はとてもよく喜んでくれている様子。そして感謝や褒め言葉までお世辞抜きで言ってくれている様子。
しかし、ここで困った!!が出る繊細・HSPさん。
そう、気持ちはとても嬉しいし逆にこちらが感謝したいくらいなのに、喜びのリアクションの仕方がわからない!!!
本音じゃ心底喜びたいし本当はその表情を見せた方がいいのもわかっているんだけど、
「こんな私なんかが作ったもの、見つけたものなんかでよければ、、どうぞ、、精神」が根底から抜けないんです。だからどこか申し訳なさを抱えている。同時に照れくささもある。
相手思いだからこそ出てくる感情なんですが、自分を卑下しすぎてしまう所もある。
そんな思いを払拭したい時の対処法!
①『相手に渡さなかった/与えなかった場合の世界線を考えてみる』
仮にもあなたが相手に何かプレゼントをしていなかった場合、相手は「喜ぶ・嬉しい」という幸せを手に入れられていたでしょうか?
もちろんNoです。相手の幸せは消えていたんです。もっと言うと与えたことであなたが相手の幸せを一つ作れたわけです。
②『矢印はどっち向き?』
恐縮してしまうのは自分の殻にこもる状態でもあります。
その時、幸せのベクトルは自分と相手、どっちに向いてるでしょうか?
確実に自分のはず。自分を守るかのように心をちょっと閉ざしているかのよう。
なので恐縮した状態では相手へのプレゼントになりません。
③『相手の立場になってイメージしてみる』
褒め言葉・感謝というプレゼントをあなたに渡した相手は、「うまく受け取ってくれなかった」と残念な思いをします。これじゃ完全な誤解ですよね。自分も相手も本当は嬉しいWin-winなはずなのに。
④『自尊心を尊重する』
人って意外と「誰かの役に立てた!」という自尊心を感じたい生き物なんだと思います。
それが自信になったりもするから。
「褒め言葉や感謝を言ったらあなたも喜んでくれたな」と相手が思ってくれたなら、結果的に相手の自尊心も満たされたことになります。あなたの笑顔や喜ぶ素振り一つが相手の役に立てたということ。
だから純粋にその褒め言葉や感謝に甘えたらいい。相手の親切を尊重して素直に受け取ればいい。
特にご飯を奢ってあげる場なんかがわかりやすいと思います。
お互いの関係値にもよりますが、「今回は奢るよ!」と言われたら「ありがとう、ご馳走様。」と言って相手の親切を受け取る。
そしてそれを受けた分、今度は自分が誰かに親切を施す順番だと思って感謝を循環させる。
奢られた人って案外みんなご馳走になったことを忘れてるけど、奢った人ってその時の自尊心=「誰かの役に立てた!」って気持ち良い感情を覚えてたりするものです。
少し話が逸れましたが、素直に受け取る・喜ぶことも相手のためになってること、意外といっぱいあるんです。照れくさくても、下手くそな引きつり笑顔でもいい。恐縮はいったん置いといて、喜ぶことで相手に貢献してみませんか?
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